シンガポールは島国なので、領海や領空に侵入しようとする相手をいち早く発見し対応する装備が必要不可欠です。
シンガポール空軍は早期警戒機(AEW)*1E-2Cホークアイの置き換えに、早期警戒管制機(AEW&C)G550 CAEWを採用しました。*2
G550 CAEWはビジネスジェットでおなじみのガルフストリーム G550にイスラエルのIAI社製システムを装備した軍用機で、機体側面の出っ張りにフェイズドアレイレーダーなどの観測ユニットが仕込まれています。全長、全幅ともに30m弱と小柄ですが国土の小ささを考慮すれば妥当なところでしょうか。